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どうしてリサイクルきものなの?アロハシャツの起源って?
人の役に立てることは無いだろうか、人の役に立ちたいという強い想いをもっていろいろと動いておりました。その時に、ある方から「筑後地区にはリサイクルきものを専門にやっているところはないよ」というお話がありました。
恩師ともゆうべき先輩で、何から何までお世話になっていた方からの助言でした。
これまで20数年きものや帯に関わってきたこともあり、業界に対する不安など微塵もありませんでした。もし分からないことがあった時などのお尋ねする先もあります。よし、やろうという事を決めるまでに時間はかかりませんでした。わからないことが出てきたときに、お尋ねする先が分かっている、これも大きな要因でした!
現状としては、自宅に保管する場所をとることもあり、みんながとても困っている。きものを着ることもない。どうにかしたいという皆の想いを繋いでいく場所をつくろう!という発想ではじめたことが「リサイクルきもの しんとみ」の発想のスタートでした。
福岡県だけを見れば、福岡市100万都市にはお店がある。北九州100万都市にもある。筑後地区とその周辺の100万都市にはひとつもお店が無い。これでは、地域の方々は困るばかりで、きものをどうしようもないし、ごみとして捨てるには忍びない。
地域の現状と、これまでの経験と、これからやっていきたい事がまとまった瞬間でした!
タンスに8億枚とも10億枚とも眠っているといわれている「きもの」。これをアップサイクルしようという事を考えたとときに思い浮かんだのがアロハシャツでした。
どうしてアロハシャツが思う浮かんだのかと言いますと、毎日出勤している当社が入居させていただいているビルオーナーさまのご長男(私と同級生)がほぼ365日アロハシャツで過ごしています。この姿をみて、「そうだ!アロハシャツにしよう!」というはじめは単純な発想でした。
そこでアロハシャツの起源を調べてみましたところ、なんと一説には日本からの移民の方がハワイにてきものを着用していたところ暑いためにシャツに改良したのがアロハシャツの起源という説がありました。いろんな事と同じようにアロハシャツの起源にも諸説あるようですが。。。
きものをアップサイクルしたい!そのためにはどうしよう?そうだ!アロハシャツにしよう!という考えがまとまった瞬間でした。